Ari Aru Renaldi(アリ)
Tulusのアルバム・プロディーサー、アレンジャー。そしてステージ上ではドラマーでもあるAri。
Tulusが生み出すメロディーはTulusがステージで’僕のお兄さん’と呼ぶAriの手により素晴らしい音楽へと創り上げられる。Tulusの今日の成功はAriの力による部分も大きい。成功したアーティストには必ず優秀なプロディーサーの存在がある。
インドネシア・バンドンに’STUDIO ARU’なるレコーディングスタジオを持ち、Tulus以外にもSHE、Yura、Mocca、Glen Fredly、Afgan、Raisaなど、現在のインドネシア音楽シーンをにぎわす人気アーティストの作品を手掛けている。
Tulus2ndアルバムGajahのプロディースによりインドネシアAMI Awards「Best of the Best Alubum」「Best Pop Alubum」「Best of the Best Production Work」「Best Mix Engineer」、Mocca のThe Best Thing「Best Alternative Production Work」受賞。
Rudy Zulkarnaen(ルディ)
アルバム「Tulus」当初からレコーディングメンバーに名前を連ね、ライブでもステージに上るベーシスト。エレクトリックベースとコントラバスを使い分ける。アルバムGajah収録曲「Tanggal Merah」ではジャジーなコントラバスを披露している。
音楽の幅が広く、ロック、ポップ、ジャズからインドネシア伝統音楽までこなすマルチタイプなベースプレイヤー。
RudyはAriの実兄で、奥様もインドネシアでは有名なバンドのドラマーで音楽ファミリー。
4Peniti(Ari(Drum)、Ammy Kurniawan(Violin)、Zaky(Guitar/Vocal)、Rudy(Bass))という名のバンドでも活動している。
Yonathan Godjail(ヨナサン)
Tulusのステージでは必ずと言っていいほど弱冠22歳(2016年現在)の若き天才ピアニスト、Yonathanがステージにあがる。2度目の来日ステージ、Asia Music Festival 2016ではTulusと二人で素晴らしい空間を創り上げた。
レコーディングではAriがピアノもこなすため出番は少ないが、新作Monokrom収録の爽快なナンバー「Tergila-gila」ではバックボーカルとしてクレジットされている。
2013年にはファーストソロコンサート「My favorite」をバンドンで開催。コンセプトはお気に入りの曲をYonathanがジャジーに演奏するというものだが、その中での「Sewindu」は素晴らしく、曲半ばよりTulusがボーカリストとして登場してくる。自身の楽曲「Chinese Tea」も逸作。
Topan Abimanyu
バンドン在住のギタリストTopan。コンサートやライブ、ドイツ・ハンブルグでの演奏、さらにはレコーディングでも常にTulusをサポートしている。
Gajah等では繊細なアコースティクギターを聴かせるが、ヘビメタなギターも得意とのこと。2017年が初来日となった。
素顔は優しく、男女二児のパパでもあり、またTulusを取り巻くRudyやAriの弟のような存在とも言える。
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Sindhu Banyusekiti
2015年10月の初日本ライブ、はまぞう10周年記念大感謝祭 ではYonathan(キーボード)、Ari(ドラム)らと登場。バンドン在住のベースプレイヤー。
Anto Arief
Moko Aguswan(モコ)
UCLAでレコーディングエンジニアリングを学びジャカルタに戻ったモコ。Tulusの海外ツアーには同行し、PAを務める。凄腕のエンジニアとの噂も高く、Tulusからの信頼も大きい。プライベートでは可愛い娘さんの優しいお父さんでもある。
加藤ひろあき
インドネシアで活動する日本人アーティスト。インドネシア国内ではTV番組やライブで活躍中。
Tulusとは親交が深く、コンサートでの共演やSepatu(くつ)の日本語バージョンの訳詞など手掛けている。個人的にもTulusとは大の仲良し。
「Jangan Cintai Aku Apa Adanya」のMVにも登場している。
Tulusが浜松でパフォーマンスする際には彼のご両親も会場に駆けつけ、2016年5月のライブの際にはTulus自ら、ご両親をステージ上から紹介する場面も見られた。また、2017年10月の東京ではTulusのオープニングアクトを務めた後、再びステージに上り「Sepatu(くつ)」をTulusと日本語でデュエットしている。